ロマンティックくらいだろ?人に誇れるところは
大好きな映画「バッファロー66」で
ヒロインのクリスティーナ・リッチーがギャロとケンカした後に
いかにもアメリカらしい安そうなコーヒーショップで
鼻をすすりながら、両手を温めながら
大きなマグカップでホットチョコレートを飲むシーンがあります
クライマックスにはギャロが彼女のために
ハートのクッキーとホットチョコレートを
同じコーヒーショップで買って映画が終わるのですが
なので、どうしてホットチョコレートがメニューにあるのかと言えば
「そんな理由」があるからな訳で
その辺のカフェみたいにただバカみたいにホットチョコレートを出してる訳じゃなくて
一応ちゃんとね、そこにはドラマがある訳で
とりわけそんなメニューは普通なのかも知れないけど
でも「そんじょそこらのホットチョコレート」とは何かが違うと信じてる訳で
世間一般的にね
「こだわりの」だとか「味が」だとか
そういうのばかりが「偉い」みたいなところがあるんだけど
喫茶店ってそうじゃなくても良くないですか?
少なくてもせっかく「君と僕の喫茶店」なんだか
ロマンティックである事の方を大事にしたいんです
そういうのをいちいち自分で説明すると野暮ですけどね
ロマンティックな喫茶店のロマンティックなホットチョコレートなんだから
ロマンティックすぎるほど甘ったるくあるべきで
つまり何が言いたいかと言うと
せっかく君と僕の喫茶店なんだから「ロマンティック」じゃなきゃ価値がなくて
「君と僕の喫茶店」である意味すらないんです
ついつい熱く書いてますが
まあ、でも、本当にね
そんなのコーヒーの前ではどうでもいい話なんですけどね
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